・鉱物名:天然コランダム
・宝石名:ルビー
・屈折率:1.76-1.77
・硬度:9
・比重:4.00
・カット:オーバル
・色:赤色
・特殊効果:無し
・カラット:0.445ct
・サイズ:4.65×3.60×2.85mm
・品質:アイ・クリーン
・処理の有無:通常加熱
・主な産地:ミャンマー
・入手先:ミャンマーのディーラーより

今回ご紹介するのは、皆様ご存知「ルビー」です。

ご存知の方も多いとは思いますが、ルビーはダイヤモンドの次に高い硬度を持つ、アルミニウムと酸素で構成されているコランダムという鉱物で、赤い色を呈するものが「ルビー」、それ以外が「サファイア」と呼ばれます。
（ブルー以外のサファイアは「ファンシーカラー・サファイア」とひとくくりに呼びます。）

ルビーとサファイアの違いは、コランダムに含まれる不純物によって変わりますが、
クロムが１％ほど混ざるとルビー、鉄やチタンが混ざるとサファイアとなります。

クロムの含有率が1％以内という絶妙な配分は、非常に稀な状況下でしか起こらない現象。
つまり、数ある宝石の中でもルビーは非常に高い希少価値を持つ宝石といえるのです。


中でもミャンマー産のものは、その美しさと輝きから、最も価値が高いといわれています。産出量はとても少なく貴重で、驚くほど高値で取引されています。

こちらのルースは、ミャンマーのなじみの業者さんよりお譲りいただきました。
彼は在日ミャンマー人で、扱う商品には定評があり、多くの個人や業者が彼のルビーを買い求めているそうです。
久しぶりに彼の事務所へ伺いましたが、人気なだけあってやはり高品質のルビーやスピネルを扱っていました。

今回のストーン、肉眼で確認出来るインクルージョンを含んでおらず、カラー、そして眩いばかりのレッドのブリリアンスが魅力的な逸品です。

鑑別の料金が高額なために産地同定はいたしておりませんが、ミャンマー産として入手しております。


前述の通り、所有欲を満たすストーンといっても過言ではありません。

目の覚めるように鮮やかで妖艶な赤色。
ぜひお手元にいかがでしょうか。

【付属品】
・ルースケース
・ソーティング